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もし、チャンミンと再会できたら ep.15

2011年10月10日 17:00

以前連載していた妄想小説第3幕「もし、チャンミンと出会えたら」の続編 第15話です。

ハル、ちょっと遅れてチャミのもとへ。

最強様待たせるとかすごい度胸ね!

それでは、どうぞー♪




ハルに電話をして30分。

やっとレストランの個室のドアが開いた。


「はぁっ・・・ごめん!」

急いできた様子のハルが入って来た。

CM 「いや。そんなに待ってないから。」

本当は・・・1時間近く待ったけど。

CM 「何かあったの?」

ハルが連絡もなしに遅れてくるなんて、ちょっとらしくない。

「今日仕事でミスしちゃって。ちょっと大変で・・・」

そう困り顔でハルがテーブルについた。

「フォローしてくれた先輩の仕事手伝ってたら遅くなっちゃって・・・本当にごめん!」

CM 「いいよ。」

「・・・そう?ありがと♪」

そう言ってハルが笑う。

ハルのこんな笑顔を見るのは、再会してから初めてだな。

なんだか今日は前よりもリラックスしてるし。

いつものハルだ。

・・・よかった。

「ここ、おいしそうな所だね。」

CM 「うん。何にする?」

「何がおいしいの?」

2人で話ながらメニューを広げる。

「うぁ・・・(高い・・・)」

CM 「これなんか、この前来た時食べたらおいしかったよ。」

「そう?じゃあ、チャンミンに任せようかな!」

CM 「・・・・・。」

にこにこしながらハルが言う。

食事をしながら話すハルは、前に会った時とは別人のようだった。

「あ!おいしー♪」

CM 「でしょ。これかけるといいよ。すごく合う。」

「ほんと?」

CM 「・・・あっ!」

「えっ!?・・・なに?」

CM 「かけすぎ。」

「うそ!どうしよ・・・」

CM 「貸して。僕のと交換するから。」

「え!?いいよ!」

CM 「いいから。」

「・・・じゃあ、お願います。」

照れ笑いをしながらハルが自分のお皿を出した。

「ん~、おいしい!」

CM 「でしょ?」

「うん。」

満面の笑みでおいしそうに食べるハル。

「そう言えば、チャンミンもよくあの店行くの?」

CM 「あの店?・・・あぁ、この前ダンサーさんに連れて行ってもらったんだ。」

「ダンサー?チャンミンの後ろで踊ってる?」

CM 「うん。」

「そういえば・・・店長が友達にそういう人いるって言ってた!」

CM 「らしいね。それで貸し切りで打ち上げさせてもらったんだ。」

「そうなんだ~。あそこもおいしいよね♪」

CM 「ハルは何飲むの?」

「うーん・・・なんでも。ビールとか焼酎とかカクテルとか~、なんでも!」

CM 「・・・そう。」

前に酔いつぶされた時のことを思い出した。

CM 「ハルに最後まで付き合える人いるの?」

「ううん。いつも介護する側になっちゃうかも。」

CM 「あははっ!やっぱり?」

そういう僕を少し頬をふくらませてハルが見る。

なんか・・・本当に前に戻ったみたいだ。

いや、戻れるんじゃないかな。

このまま。

そんな事を考えいていたら、食事が終わる頃にハルが少し真面目な顔になった。

「チャンミン。」

CM 「ん?」

「実はこの前、言いそびれたことがあったの。」

言いそびれたこと?

CM 「なに?」

「・・・あたし、チャンミンにお礼が言いたかったの。」

CM 「え?」

お礼って・・・何の?

「あたし、ずっと忘れなかったよ。あの時チャンミンが言ってくれたこと。」

CM 「”僕が言ったこと”?」

「うん。」

あの時って・・・

「あたしの夢が叶うのをずっと祈ってる・・・って、言ってくれたでしょ。」

CM 「・・・・・。」

言った。

1年前、ハルを見送れなくて電話をした時。

覚えてる。

「向こうにいる時、何回も思い出したんだよ。」

CM 「ハル・・・」

「ちゃんと”夢が叶ったよ”ってチャンミンに言いたかったの。」

そう笑顔で話すハル。

でも・・・さっきまでの笑顔と少し違う。

「まだまだ駆け出しだけどね。でも、次チャンミンに会うことがあったら、その時までに夢を叶えてたいなって思ってたから。よかった!」

CM 「・・・そっか。」

「あの時あたしを引き止めないでくれて、ありがとう。」

え?

なんだ・・・この雰囲気。

さっきまでは楽しく話してたのに。

なんで急にそんなことを言うんだ。

「チャンミン・・・」

CM 「いい。」

もういい。

そういう話なら聞きたくない。

「あたし・・・」

CM 「いいって!!」

「チャンミンとはもう会えない。」

CM 「・・・・・。」

そういう話だと思った。

「最後に、前みたいに2人で楽しい時間が過ごせてうれしかった。」

最後って・・・

誰がそんなことを決めたんだ。

「ご馳走様でした!これ、おごりだよね♪」

さっきまでとは違って、冗談っぽくハルが言う。

「じゃあ、あたしもう行くね。」

そう言って、立ち上がってドアの方に向かう。

慌てて追いかけて引きとめた。

CM 「ちょっと待って!」

「・・・・・。」

そう声をかけても、ハルはこっちを見ない。

CM 「意味がわからない!急にどうしたの?」

「・・・・・。」

CM 「僕、何か気に触る事でもした?」

「・・・違うの。」

CM 「え?」

ハルの声が涙声になってる。

・・・泣いてるのか?

「ごめんね。」

CM 「え?」

だから何がだ?

「あたしは・・・チャンミンと友達にはなれないの。」

CM 「・・・・・。」

え?

ハルの言いたい事を理解しきれずにいたら、やっと彼女がこっちを見た。

ハルの目には今にもこぼれおちそうなぐらい涙が溜まっていた。

「もう一回・・・会えてうれしかった。」

CM 「・・・ハル?」

「さよなら。」

そう言ったハルが、1人で個室から出て行った。


続く>>




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当たり前ですが、この話はフィクションな上、実在の人物とはまったく関係のない、管理人の妄想の塊です。
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  7. かもめ | URL | -

    ★妄想小説15話にコメントくださった方へ

    いつも妄想管理人の小説にお付き合いくださってありがとうごじゃいます!
    個々にコメント返信できなくてすみません・・・
    18話にて返信させていただきます。
    よろしくお願いいたします!

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