もし、ユノとチャンミンが弟になっちゃったら ep.90

2014年11月11日 17:00

妄想小説 第4幕90話です。

みなさんからの「大丈夫!ついてけてるよ!」のコメントにとっても励まされております。

ありがとうございます!(お返事が滞っててごめんなさい・・・)

それでは事後でございます。

どうぞ。




シャー・・・


チャンミンがシャワーを浴びてる音。

それを聞きながらベッドから起き上がる。

近くにあったルームウエアを羽織った。

バッグを取って中に入ってるケータイを出す。

ユノから着信とメールが1件ずつ来てた。




”メールに気づかないで部屋まで来ちゃった。今日は泊まり?帰ってくるなら待ってる。”



・・・アパートに来たんだ。

まだいるのかな。

返信しなきゃ。

でも電話がかかってきたらどうしよう。

後にした方がいいかな。



ガチャッ。



「!」

ドアが開いた音に反射的にケータイを置いた。

CM「別に隠さなくてもいいですよ。」

タオルで髪をふきながら出てきたチャンミン。

しっかり見られたみたい。

「・・・だね。」

苦笑いしながら再度ケータイを出す。

CM「ヒョンからですか?」

「うん。」

CM「なんて?」

「メールに気づかないで部屋に来ちゃったって。」

CM「そーなんだ。」

返信はやっぱり後にしよう。

そう思ってバックにしまった。

髪を乾かすとすぐに着替えるチャンミン。

シャツのボタンを留めながらあたしの隣に座った。

CM「僕は帰りますけど、ヌナはどうします?」

「うーん・・・」

どうしよう。

CM「このまま泊まりますか?」

「うん。」

せっかくチェックインしたんだし。

それに、さすがに今日はユノがいる部屋には帰れない。

CM「まぁ、その方がいいでしょうね。」

「え?」

CM「そんな罪悪感丸出しの顔でヒョンに会われても困るし。」

「・・・・・。」

冷静なトーンでそう話すチャンミン。

CM「一線を踏み越えてこっちに来たなら、覚悟決めてくださいね。」

「・・・わかった。」

そうだね。

こうなってしまったなら、もう中途半端な罪悪感なんて捨てないと。

そんなものに酔ってられない。

もしバレたら、あたし達の家族は崩壊するんだ。

CM「僕はもう出ますね。遅くなって言い訳考えるのめんどうなんで。」

「うん。」

身支度を整えてベッドから立ち上がると、荷物を持ってドアに向かう。

見送るためにあたしも後を追った。

屈んで靴を履く姿を見ながら思う。

・・・なんて言って送り出せばいいんだろう。

CM「じゃあ行きますね。」

「・・・・・。」

CM「ヌナ?」

無言のあたしを不思議そうに見る。

「ほんとに・・・結婚するの?」

帰りしなに何を聞いてるんだろう。

自分で言っててそう思った。

「するの?」

CM「はい。」

即答。

本当にするんだ・・・

あの人と。

CM「結婚して、子供も作って、幸せな家庭を築きますよ。」

表情も変えずに話すチャンミン。

CM「そして・・・ずっとあなたと恋をする。」

「え?」

”コイ”

その言葉に反応した瞬間、彼の手に顔を引き寄せられた。

「んっ。」

キスと同時に聞こえた荷物が床に落ちる音。

大切なプレゼント・・・壊れちゃったらどうするの。

「んん・・・んっ・・・」

お見送りにしては深いキス。

だけど、気づいたらあたしも彼に腕を回してた。

「んはぁっ・・・」

糸を引いて離れた唇。

前を見ると、さっきまでの冷静な顔はどこにもなかった。

CM「その為ならなんでもする。」

ベッドの中にいた時みたいな感情的な目。

CM「どんな嘘でもつく。」

「・・・ちゃみな。」

もしかして・・・

「あたしのために結婚するの?」

あたし達のために。

この関係のために。

CM「まさか。」

そう言ってフッと笑った。

またさっきまでのポーカーフェイスに戻る。

CM「出世のためですよ。」

「・・・・・。」

うん。

わかった。

CM「もう行きますね。」

ゆっくり体を離して床に落ちた荷物を拾う。

背中を向けてドアノブを握った。

CM「じゃあ。」

こっちを見ずに静かに部屋を出て行く。



バタン。



重い音を鳴らして閉じたドア。

鍵をかけて1人でベッドに戻る。

「・・・・・。」

さっきまで2人で抱き合ってたベッド。

枕元にはケータイがある。

ユノに・・・連絡しないと。

電話じゃなくてメールにしよう。

そう思いながらケータイを拾った。



”電話に出られなくてごめんね。今日は友達の所に泊まります。”



送信ボタンに触れてバッグに戻す。

そのままベッドに突っ伏すように倒れこんだ。

「はぁ・・・」

目をつむってため息を吐く。

そして考える。

今日超えてしまった一線のこと。

いや・・・もしかしたら、あの時にもう超えてたのかも。



♪~



「!」

思ったより早く鳴った着信音に飛び起きる。

ケータイを拾って画面を見ると・・・ユノ。

「・・・・・。」


”一線を踏み越えてこっちに来たなら、覚悟決めてくださいね。”


そうだ。

覚悟を決めなきゃ。

一度深呼吸をしてから通話ボタンに触れた。


つづく>>




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当たり前ですが、この話はフィクションな上、実在の人物とはまったく関係のない、管理人の妄想の塊です。
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