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もし、ユノとチャンミンが弟になっちゃったら ホワイトデー編 最終話

2014年03月16日 17:00

妄想小説 第4幕のホワイトデー特別編 最終話です。

さて、金曜日が来たよ!

ミン様とお食事だよ!

それではどうぞ~♪




金曜日の夜。

バレンタインのお返しにとチャンミンがご飯をおごってくれることになったんだけど・・・

「うわぁ~。」

目の前に運ばれてきた料理に思わず声が出た。


なんか、”ご飯”のイメージが違ったんだけど。

こんな高級レストランに連れてきてくれるなんて・・・

あたし、そんなにすごいチョコあげてないんだけどな。

「おいしそう。」

CM「さ、食べましょう。」

「うん。」

返事をしてフォークを取る。

綺麗に彩られた前菜。

「おいしい・・・」

CM「うん、おいしい。」

「久しぶりだよ。こんなお店来たの。」

CM「そうですか?」

「後輩に教えてもらったの?」

CM「はい。」

「その後輩って、女の子でしょ?」

CM「え?」

だって、こんなお店男友達と2人で来ないでしょ。

CM「それは・・・あ。」

「ん?」

チャンミンがあたしの横に目線を外した。

なんだろうと思って見ると、お店の人があたし達のテーブルに近づいてきた。

『いらっしゃいませ。』

そう言うけど、手には何も持っていない。

呼んでないのに・・・どうして?

『先日はご協力ありがとうございました。』

「え?」

ごきょうりょく?

チャンミンこの店に何か協力したの?

CM「いいえ。こちらこそご馳走になってしまって。」

『的確な感想、すごく参考になりました。またご来店いただけて光栄です。』

え?え?

何の話?

話が見えなくて1人頭に?を出す。

『よろしかったら、ワインをサービスさせていただきたんですが・・・』

CM「いいんですか?」

『ぜひ。ご希望ございますか?』

CM「・・・いえ、合うものをおまかせします。」

『かしこまりました。では、ごゆっくりどうぞ。』

そう言うと、軽く頭を下げて戻っていく店員さん。

なんか、ウエイターって感じじゃなかった気がするんだけど・・・

CM「ワインをご馳走してくれるみたいです。」

またフォークを進めるチャンミン。

「ねぇ、今の会話はなに?」

サービスしてくれた経緯が見えない。

CM「お店を紹介してくれた後輩が、ここの知り合いなんです。」

「そうなの?」

CM「よく新作メニューの試食をするらしいんですけど、男性の意見も聞きたいからって僕を誘ってくれたんです。」

「へぇ~・・・」

なるほど。そういうことか。

「それって、タダで?」

CM「もちろん。」

「うわぁ~。」

あたしもそんな後輩ほしい。

「でも、こんなお店やってる知り合いがいるなんて、その子もしかしてお嬢様?」

CM「お嬢様っていうか・・・そうですね。確かお父さんが官僚です。」

「おぉ~!」

やっぱり!

「その子とうまくいきそうなの?」

CM「は?」

あたしの言葉にチャンミンの頭に?が出た。

「だって、こんな所で一緒に食事するなんてそういう感じなんじゃないの?」

例え試食だって。

CM「別に・・・」

「それに、もしその子と一緒になったら出世できるんじゃない?」

弟が官僚とかちょっと自慢。

CM「違いますよ。ただの後輩です。それに、僕はそんなことしなくても出世できます。」

「おおー!」

言ったね。

CM「それに・・・気があるなら、あなたを誘わないでその子ともう一度来ます。」

「・・・・・。」

”あなた”

いつもはヌナ呼びだから、なんかちょっとドキッとしてしまった。

CM「?」

リアクションしないあたしを不思議そうに見る。

まっすぐこっちを見る綺麗な顔。

なんか、店の雰囲気もあっていつものリビングよりも倍はいい男に見える。

その子は・・・絶対にチャンミンのこと好きだよね。

あたしが来ちゃってごめんね・・・

心の中で謝りながら、またフォークを動かした。


ブー・・・ブー・・・


「ん?」

この音・・・バイブ音だ。

ケータイが鳴ってる。

たぶんあたしのバッグから聞こえてる。

前を見ると、チャンミンも気づいてるようだった。

「ちょっと見ていい?」

マナー違反かもしれないけど。

CM「どうぞ。」

フォークを置いてバッグを開く。

ケータイを取って画面を見ると、ユノから着信が来てた。

「ユノからだ。」

CM「でしょうね。」

「え?」

どうしてわかったの?

CM「僕のケータイにも来ました。きっと”何してんの”とか”どこにいるの”とかですよ。」

「あ・・・」

そっか。

ユノには言わないで来たから、帰ってこないことを気にしてるのかな。

CM「電源切ってください。」

「え?」

CM「またかかってきますよ。」

「・・・そっか。」

気になるし、いったん電源切ろうかな。

連絡はお店を出てからでもいいし。

電源をOFFにしてバッグに戻した。

「失礼しました・・・」

もう一度食事に戻る。

CM「もうすぐワインが来ますよ。」

「お♪」

楽しみ~。

ワクワクしながらグラスを眺めて待った。








「おいしかったぁ~♪」

CM「よかったです。」

「本当にありがとう。ご馳走様でした!」

そう話しながらお店を出る。

まだ電車があるから2人で駅に向かった。

「こんなお返しもらったら、来年のバレンタイン何あげればいいのよ~。」

CM「今日食べたものをうちで再現とかは?」

「・・・それができたらお店開きます。」

CM「ははっ!ですね。」

笑いながら並んで歩く。

「・・・ぁっと!」

高めのヒールを履いてきたからか、少しよろついてしまった。

とっさにチャンミンに寄りかかる。

CM「大丈夫ですか?」

そう言って支えてくれる。

「ごめんごめん。」

CM「飲みすぎましたか?」

「・・・みたい。」

おいしかったからつい。

CM「いつもこんな感じですか?」

「え?」

いつも?

CM「仕事の飲み会の時とか。」

「いや~・・・そんなことないけど。」

迷惑かけないようにブレーキかけるし。

今日は身内とだったから油断してしまった。

CM「本当ですか?こんな隙だらけのことしてたらお持ち帰りされますよ。」

「あははっ!」

そっか。

CM「せっかくなんで、僕が持ち帰ってもいいですか?」

「ちゃみなが?」

CM「はい。」

横からあたしを見下ろして返事をする。

「でも・・・持ち帰り先があたしの家なんですけど。」

CM「ですねぇ。」

「ははっ。もー、あんまり変なこと言わないで。」

腕をポンポン叩きながら笑う。

CM「なら、こーゆーのはどうですか。」

「ん?」

腕を叩いていた手を彼が取った。

そのまま離さずに掌で握ると、ふとその場に立ち止まった。

CM「ちょっと休んでいこうか。」

「・・・・・。」

急に敬語じゃなくなった。

少し真剣なトーンの声に、またドキッとする。

「休むって・・・どこで?」

カフェとか?

CM「あの通りの向こうに宿泊施設が並んでるんです。」

「・・・え?」

宿泊施設?

って、ホテル?

それってもしかして・・・

「ちょっと派手なやつ?」

そう聞くと、チラッとこっちを見下ろした。

CM「休んでく?」

「・・・・・。」

本気で言ってるの?

冗談だよね。

そう思いながらも、前に一緒に映画を見た時のことを思い出す。


”返事がないってことは、了解ってとりますよ?”


・・・ダメ。

ダメです!!

「やめとく。」

そう言ってパッと手を放した。

また駅に向かって歩き出す。

「弟と入ったら止められるかもしれないし~。」

CM「そんなチェックないですよ。」

「あれ~?チャンミンよく行くの?」

なんとかこの会話を冗談に持っていく。

ドキドキしてるのがバレないように。

CM「ヌナも常連でしょ。」

「・・・なんでそう思うの?」

CM「妻子持ちと付き合ってればそこぐらいでしかでき・・・いたっ!」

話してる最中のチャンミンの腕をつねった。

CM「いった・・・」

「うるさい。」

そう言ってずんずん前を歩く。

CM「ヤァッ!」

すぐに追いかけてきて、ガツッとまたあたしの手を掴んだ。

「?」

CM「すっころぶといけないんで、手はつなぎますよ。」

「・・・そう。」

まぁ、いっか。

それぐらいは。

「・・・・・。」

温かくてちょっとゴツゴツしてる男の手。

ユノとはまた違う・・・男の手。

「あ、そうだ。」

CM「ん?」

「ケータイ。電源落としたままだ。」

ユノからの着信も放置しっぱなしだ。

CM「いいですよ。帰るまでそのままで。」

「でも・・・」

心配してるかも。

CM「お母さんには言ってるんだし。大丈夫です。」

「うん、そっか。」

外で食べてくることはわかってるはずだからいいか。

ふと横を見ると、ビルの窓のあたし達の姿が映ってた。

こんなヒールを履いても、まだチャンミンの顔は上にある。

大きいなぁ~。

なんてことを考えながら、弟と手をつないで駅までの道を歩いた。


★おわり★




こんな駄文、読んでもらってありがとうございます!
「ミン様とちょっとハデな宿泊施設行くし!」とか思ってもらえたら、ランキングボタンをぽちっとお願いします♪


皆さんからのリアクションがブログ更新のエネルギーです。
よかったら感想聞かせてください♪
当たり前ですが、この話はフィクションな上、実在の人物とはまったく関係のない、管理人の妄想の塊です。
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  11. かもめ | URL | -

    ★うら**さんへ

    休みます?派手なところ行きます?
    行きますよねー!!
    3回断るとか無理っす!!

  12. かもめ | URL | -

    ★あ*さんへ

    ユノはおうちで落ち着かないかな~。
    心当たりある所探しに行ってないかな~。
    チューは派手な宿泊施設に行ってからするつもりか・・・

  13. かもめ | URL | -

    ★マンド***さんへ

    いきなりタメ語チャミ♪
    ぐいぐいチャミにドキドキしてもらってあざっす!

    お仕事ふぁいてぃーん★

  14. かもめ | URL | -

    ★Mさんへ

    淡々ひょうひょうとしてますか?
    うひひ。

  15. かもめ | URL | -

    ★おひさま******さんへ

    そんなふうに言ってもらえてうれしいです♪
    こちらこそ、いつもありがとうございます★

  16. かもめ | URL | -

    ★milk***さんへ

    ヌナ、やっぱり鈍感なのかな~。
    いい加減気づいてるんじゃ・・・どうかな・・・
    韓国ではたぶー!!

  17. かもめ | URL | -

    ★結*さんへ

    チャンミンに誘われたら派手な宿泊施設でも地味な宿泊施設でも行きます。
    え?無理?
    パンクする?うひひ。

  18. かもめ | URL | -

    ★なお***さんへ

    そうですね~。ホワイトデーはお手手スペシャル?
    ちょい強引チャミにしてみました。
    楽しんでもらえてうれしいです♪

  19. かもめ | URL | -

    ★り*さんへ

    きゅんきゅんしてもらえるのが1番うれしっす!
    チャミに誘われたいっすね★

  20. かもめ | URL | -

    ★ka**さんへ

    お久しぶりです!忙しい中コメントありがとうございます♪

    ユノすねてますかね~。イライラ?
    おまけで書けばよかったか!

    今回オーラスの京セラは、すっっっごい行きたいですが・・・無職の身なので我慢です・・・涙。

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