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もし、ユノとチャンミンが弟になっちゃったら ep.10

2014年01月31日 17:00

新作妄想 第4幕、10話です。

ユノとデート、いいなぁ。

それではどうぞ~。




週末の仕事終わり、外でユノ君と待ち合わせることにした。

今日はどこに連れていってくれるのかな。


念のため、お母さんに晩御飯はいらないことをメールする。

ケータイを閉じてバックにしまったところで、後ろから肩をトントンっと叩かれた。

「!」

振り返ると、待ち合わせの相手が来ていた。

YH「ごめん。まった?」

「ううん。」

あたしも今着いたところだし。

YH「じゃ、いこっか。」

「お店は歩いて行けるところ?」

YH「うん。すぐそこ。」

ユノ君の案内でお店までの道を歩く。

本当に近くて数分もしないうちに着いた。

中に入ると、カウンターに行って店員さんに話しかけるユノ君。

「?」

もしかして知り合いが経営してるお店なのかな。

そう思いながら、通された席に1人で座る。

少しすると話を終えた彼もテーブルに着いた。

「お店の人、知り合いなの?」

YH「うん。高校の同級生。」

「そうなんだ。」

言われてからもう一度カウンターをのぞいてみる。

すると、目があった店員さんがこっちを見てニコッと笑った。

あたしも同じように笑い返す。

YH「彼女か?って冷やかされた。」

「え?あたしが?」

そう見えたのかな。

光栄な話だ。

YH「冗談半分で”そうだ”って言っちゃった。」

「ほんとに?」

YH「うん。だめ?」

かわいい目をしてこっちを見る。

たまに現れる小悪魔キャラ。

それに苦笑いで答えた。

YH「何頼もうか。好き嫌いとかある?」

「そんなに。おすすめは?」

常連らしいユノ君にオーダーは任せた。

テーブルに届いた料理はどれもおいしくて、知り合いだからって理由だけでここに連れて来てくれたんじゃないと思った。

「ほんとにおいしい。今度はチャンミン君も一緒に来ようね。」

YH「いいよ。チャンドラはもう何回も来てるし。」

「そうなんだ。ねぇ、そういう時はお兄ちゃんがおごるの?」

あの食欲だとお会計大変そう。

YH「一応ね。だからあいつと来たくないの。」

「あははっ!」


♪~


YH「ん?」

笑いながらの会話を遮るように着信音が鳴った。

この音はあたしじゃない。

YH「ごめん、俺だ。」

ポケットからケータイを取り出した。

YH「うわ。」

「ん?」

どうかしたのかな?

YH「生徒だ。」

「え?」

何かトラブルでも起きたのかな?

「早く出て。」

YH「ごめん、ちょっとだけ。」

「気にしないで。」

そう言うと、電話に出てから席を立った。

YH「もしもし。ん?どうした?」

「・・・・・。」

優しい声。

先生なんだな。

ユノ君・・・きっといい先生なんだろうな。

そう思いながら、お店の外で話す彼を眺める。

誠実そうな人。

いいな。

あたしも・・・次は誠実な人を好きになろう。

思ったよりも早く電話を終えて店の中に戻ってきた。

「大丈夫?」

学校に戻らないといけないのかな。

YH「だいじょぶ、だいじょぶ。」

「トラブルでもあったの?」

YH「ううん。ただのイタズラだった。」

「え?」

いたずら?

YH「女生徒からの。今からカラオケに来いって。」

「えぇ?」

先生に?

YH「たまにあるんだよ。悪ふざけ。早く家に帰れって叱っておいた。」

「はぁ・・・」

すごいな、最近の高校生は。

「モテますね。ユノ先生。」

YH「子供にモテてもしょーがないでしょ。」

「ははっ。」

YH「言ったでしょ?俺は年下には興味ないの。」

「ふーん。でも、いつまでも年上狙ってたらあたしみたいなオバサンしかいなくなっちゃうよ?」

YH「ヌナみたいなオバサンなら大歓迎だよ。」

「ほんと?うれしー♪」

YH「・・・本気にしてないでしょ。」

ちょっと不満そうな顔で言う。

「そんなことないよ。」

ユノ君みたいな人、素敵だと思う。

まだ家族になって間もないけど、そう思うよ。

YH「・・・ヌナ。」

「ん?」

YH「実はさ、今日はヌナに聞きたいことがあって誘ったんだ。」

「え?」

急に真剣な顔をしてそんなことを言う。

心臓の音が少し早くなるのが分かった。

「・・・なに?」


♪~


YH「あ。」

また会話を遮るように着信音が鳴った。

今度は・・・あたしの。

そっとバックから取り出して画面を見る。

電話を切ると、そのままバックに戻した。

YH「どうして出ないの?」

「・・・・・。」

やっぱり聞くよね。

「大した用じゃないから。今はユノ君と話してるし。」

YH「誰から?」

「ちょっとした知り合い。」

YH「先週もかけてきたヤツ?」

「・・・・・。」

なんだろう。

この兄弟はどうして、そんなにあたしの秘密に興味を持つんだろう。

YH「今、付き合ってる人いるんじゃないの?」

「いないよ。」

YH「なんで言わないの?」

「だから・・・」

YH「言えない理由でもあるの?」

「・・・・・。」

ある。

あるの。

だから、聞かないでほしいの。

「弟は知らなくていいことだから。」

YH「・・・・・。」

あ。

今、すごく嫌な言い方した。

YH「そう。」

少し悲しそうな表情と静かな声。

また、あの時みたいな。

さっきまでの楽しい雰囲気はどこかに行って、気まずい沈黙が流れる。

「もう出ようか。」

そう言うと、黙ってユノ君もうなずいた。

はぁ・・・

途中までは楽しかったのに。

あの電話のせいで台無しになった。

気まずい雰囲気のままお店を出る。

「ごちそうさま。」

あたしのドタキャンの埋め合わせなのに、結局ユノ君がお会計までしてくれた。

YH「ううん。」

作り笑いで言う。

駅までの道を歩こうとしたら、近くを通りかかったタクシーを彼が止めた。

「ユノ君?」

YH「乗って。」

「でも、駅すぐそこだよ?」

YH「いいから。」

「う、うん。」

止めちゃったものはしょうがないから2人で乗り込む。

ドアが閉まると、彼が運転手さんに行先を告げた。

YH「トライアングルってバーまでお願いします。」

「え?」

彼の言葉に一瞬固まる。

・・・どうして?

どうしてその店知ってるの?

「ちょ、ちょっと待って。」

YH「ん?」

「家に帰るんじゃないの?」

YH「明日は休みだし、もう1軒付き合ってよ。」

「でも・・・」

そうこうしてる間に、運転手はバーへ向けて車を出す。

もしかしてチャンミン君に聞いたのかな。

戸惑っている間にもどんどん走るタクシー。

ここからあの店はそう遠くない。

あっという間にタクシーは店の前に着いた。

YH「ありがとうございました。」

彼が料金を払ってタクシーを降りる。

「・・・・・。」

さっき電話が来たってことは・・・

まさか、ここにはいないよね。

YH「ほら、行こう。」

「え・・・あっ。」

入るのに躊躇してるあたしの手を取って店のドアを開ける。

店に入ると、お客さんはまばらだった。

中を一通り見渡す。

・・・よかった。

あの人はいない。

「ん?」

でも、奥に見慣れた人影を見つけた。

「・・・チャンミンくん?」

なんで?

びっくりして立ち止まると、彼もあたし達に気付いた。

CM「あぁ、やっぱり来ましたか。」

「え?」

やっぱり?

って・・・・

もしかして、話し合わせてたの?

そう思ってユノ君を見上げる。

YH「座ろう。」

あたしの手をつかんだまま弟くんのそばに行く。

促されるままテーブルについた。

CM「何にします?”いつもの”ですか?」

にこやかな顔であたしに聞いてくる。

もう・・・ここまできたらしらばっくれるのも無意味かな。

「そうしようかな。」

そう言って、いつも頼んでるカクテルを注文した。


つづく>>




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当たり前ですが、この話はフィクションな上、実在の人物とはまったく関係のない、管理人の妄想の塊です。


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コメント

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  6. かもめ | URL | -

    ★あ*さんへ

    イケメン兄弟こわいー。
    逃げてください!

  7. かもめ | URL | -

    ★ヒ*さんへ

    お褒めいただいてうれしい!
    調子に乗っちゃいますぅ♪
    物語は「こんなシーン鼻血・・・」ってのが浮かんだらそれを成立させる流れを適当に作ってます★

  8. かもめ | URL | -

    ★miu****さんへ

    コメントいただけてうれしいです!
    いつもお付き合いくださってありがとうございます♪
    また感想でも聞かせてもらえたらうれしっす~。

  9. かもめ | URL | -

    ★ka**さんへ

    ユノに手を引かれたいですねぇ。
    あたしもユノの生徒だったら絶対狙うわ。若さだけでなんとか!みたいな。
    って女子が山ほどいそう・・・

  10. かもめ | URL | -

    ★のり**さんへ

    はまってもらえてうれしーー!!!

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