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【妄想小説第3幕】もし、チャンミンと出会えたら ~クリスマス編~

2012年12月25日 17:00

『かんぱーい!!』

気心の知れた女友達数人とグラスを合わせる。

友達のアパートで女だらけのクリスマスパーティー。

彼氏と二人きりで過ごすのも素敵だけど、こんなクリスマスも悪くないよね。

『ハルは?彼氏は夜も仕事なの?』

「うん。」

年末はいつも以上に忙しそうなチャンミン。

今日ももちろんお仕事だ。

『ほんとに仕事~?他の女と会ってんじゃないの?』

『それはあんたの男でしょ。』

『あんなのこっちから振ってやったの!』

「・・・・・。」

そんな会話を聞き流しながら1人テレビを眺める。

部屋の隅に置かれたテレビで流れてるのは生放送中の音楽番組。

出演者リストに東方神起の名前もあった。

もちろん録画予約はしてきたけど、できれば生で見たくてこっそりチャンネルを合わせていた。

まだかな・・・

みんなの会話に耳を傾けながらもそう思っていたら、やっと画面にチャンミン達が現れた。

「!」

笑顔で挨拶をするチャンミンとユノさん。

今日もかっこいい・・・

緩みそうな表情をクッションで隠してこっそりテレビを眺める。

衣装すごい似合って・・・


『なに見てんの?』


「え!?」

いきなり声をかけられて、思わず変な声が出た。

あたしの視線の先に友達も目を向ける。

『あ~・・・東方神起じゃん。ハル好きだっけ?』

『ほんとだー。』

『あたし結構ユノ好きなんだよね。』

『いいよねー。抱かれたーい。』

『彼氏に抱かれなさいよ。』

『これは別腹♪』

「・・・・・。」

みんな酔いが回ってきたみたい。

今日も介抱かな~。

『ハルはどっちすきなの?』

「え?」

あたし?

「あたしは・・・チャンミン。」

もちろん。

『あたしもチャンミンでもいーよ。』

『何様だよ!』

『あははっ!』

みんなと一緒に笑いながらもテレビを見る。

今日はこれで仕事終わりなのかな。

まだこの後もあるのかな。

もう少ししたらメールしてみよう。

『ハルの彼氏って何してんの?』

「え?」

何してる?

いま?

『仕事。何やってる人?』

「あぁ・・・」

えっと・・・

「マネージメントとかの会社?」

『マネージメント?』

「うん。よくわかんないんだけど、不規則な仕事みたい。」

最近はこうやって誤魔化すことにしてる。

『そーなんだー。どんな人?写真とかないの?』

「写真撮られるの嫌いみたいで。」

実際、2人では撮らないようにしてるし。

こっそり隠し撮りした画像は鍵かけてるし。

『とか言ってー、出し惜しみしてんじゃないのー?』

「ち、ちがうよ!」

『ほんとー?』

『ってゆーか、また胸おっきくなった?』

「はぁっ!?」

なんでいきなり胸の話に!?

気づいたら、みんなの顔が結構赤くなってる。

『えー!半分あたしにちょーだいよ!』

「お、おっきくなってないから!」

『ちょっと計ってみよーよ。』

「え!?」

『いいねー。ハルちゃん上脱ぎなさい。』

「やっ・・・酔っ払いになってるよ!」

『メジャー持ってきてー。』

「持ってこなくていい!」

『いいからおとなしくしなさーい。』

「もう・・・やだー!!」








年末の慌ただしいテレビ局の廊下。

また一つステージを終えて、ヒョンと2人で控え室へ戻る。

マネ「この後すぐ移動だから!メイクそのままでいいから着替えだけ急いで。」

CM「はい!」

YH「りょーかいです!」

マネジャーの指示通りさっさと着替えを済ませて控え室を出る。

YH「お疲れさまでしたー!」

CM「ありがとうございました!」

すれ違うスタッフに挨拶をしながら局を出た。

移動車に乗り込んでドアを閉める。

車はすぐに次の会場へと動き出した。

マネ「次は明日の分のリハだから。渋滞でちょっと時間かかりそうだから休んどいて。」

YH「はーい。」

CM「はい。」

返事をしてから窓の外を眺める。

クリスマスっていうこともあってか、いつもよりネオンが煌びやかな気がした。

YH「ハルちゃんはクリスマスは何してるの?」

CM「友達とパーティーするらしいです。」

YH「友達って・・・女?」

CM「はい。」

そう言ってポケットからケータイを出す。

さっき送られてきた写真を見せた。

YH「おー・・・女子ばっか。」

CM「でしょ。」

YH「でも、撮ってる奴男かもよ。」

CM「ハルはシンとは違うんで。」

YH「ははっ、それはうらやましー。」

僕の嫌みも軽く流すヒョン。

CM「シンは?」

YH「ダンス教室の生徒たちとパーティーだって。まぁ、ほとんど仕事みたいなもんだな。」

CM「男子いるんじゃないですか?」

YH「いるよ。しかもすっごい若いの。」

CM「それはまた心配ですね。」

YH「あははっ!」

そんなことを小声で話していると、僕のケータイがメールを着信した。

CM「あ。」

ハルからだ。

YH「さっきの生放送見ててくれたのかな。」

CM「かもしれないです。感想かな・・・」

そう答えながら早速メールを開いた。

CM「え?」

YH「ん?」


”クリスマスプレゼント♪”


本文はたったこれだけ。

他には画像が1つ添付されていた。

なんだろう。

不思議に思いながらすぐにその画像を開いた。

CM・YH「!!」

反射的に画像を閉じる。

写っていたのは・・・ブラ。

下着のブラだ。

たぶんハルの。(前に見たことある。)

CM「・・・ヒョン、見ました?」

YH「え・・・」

僕の質問に目を泳がす。

CM「見ました?見ましたよね?」

YH「いや、あの・・・」


♪~


CM・YH「!」

もう一度鳴ったケータイにまた空気が凍る。

今回もハルから。

今度はヒョンから離れてメールを開いた。


”ごめん!友達が酔っ払って変な画像送っちゃった!見ないで消してね!”


CM「・・・遅い。」

っていうか、酔っ払ってなぜブラの写真が送られてくるんだ。

外を見ると、相変わらず渋滞の中。

少しだけなら大丈夫かな・・・

思い切って電話をかけてみた。


プルル・・・プルル・・・プルル・・・プルル・・・


『はい!』


少し待った後、あわてた様子でハルが出た。

CM「ハル?」

『ごめん、さっき・・・ちょっと!』

CM「?」

電話の後ろがずいぶん騒がしい。

酔っぱらってるらしい友達の声が聞こえてくる。

『やめてってば!脱げる・・』

脱げる?

『引っ張んないでって・・・もう!』

電話の向こうで何が起きているんだ。

いったい何を引っ張られているんだ。

『やっ!どこ触って・・・』


ブチっ。

ツー・・・ツー・・・ツー・・・


CM「・・・・・。」

切れた。

・・・どうなってるんだ?

本当に男はいないんだよな。

なんだか少し心配に・・・


♪~


CM「!」

すぐにかけ直されてきた着信をすかさず取った。

CM「もしもし?」

『ごめーん!友達が悪ふざけしちゃって。』

慌てて誤るハル。

CM「今は電話大丈夫なの?」

『うん。トイレに逃げてきた。チャンミンこそ大丈夫?』

CM「移動中だから。」

それよりも・・・

CM「今日は女の子しかいないんだよね?」

『そうだよ~。』

それを聞いて安心した。

『だからこんな悪ノリに・・・』

CM「ははっ。そっか。」

本当はどこを引っ張られて何が脱げそうになったかも気になるけど、今は聞かないでおこう。

『そうだ、さっき生放送見たよ。かっこよかった♪』

CM「ありがと。」

『まだ仕事あるの?』

CM「うん。」

『そっか、がんばってね。』

CM「そっちも大変そうだけどがんばって。」

『ほんとだよ~。みんな今日酔い方荒くて・・・』


ドンドンドンッ!


『あ。』

電話の奥からドアを叩く音。

CM「パーティーに戻って。僕ももうすぐ仕事場に着きそうだから。」

『あ・・・うん。』

CM「少し遅れるけど、今度2人でクリスマスやろう?」

『ほんと?やった♪』

CM「じゃあ、メリークリスマス。」

『メリークリスマス!』

テンションの高いハルの声で電話は切れた。

女の子だけのクリスマス。

想像とは少し違ったけど、やっぱり楽しそうだな。

そう思いながらケータイをしまう。

横を見ると、不自然に窓の外を眺めてるヒョンがいた。


★おわり★

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コメント

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  2. おひさまてんとうむし | URL | -

    クリスマス、どうしてるかな、って、ちょっと挨拶文残そうと思って来てみたの。
    ツアー申し込みもしたのかなあって思って。
    ああでもまだビギには入会してないのかな?

    クリスマスプレゼント、どうもありがとうございます。
    私も何かお返ししたいけど…。
    久しぶりの若かりしころのシンとかわいいハルちゃん、元気そうでうれしいです。
    今年は寒い冬になりそうですね。
    風邪などひかれませんよう、ご自愛ください。

    また来ます。


    ほんとうにありがとう!

  3. | |

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  4. 沖トン | URL | EHyT.yes

    メリークリスマス!

    目が泳ぐユノ、、なぜかその絵がすぐ想像できてしまいまして、、胸キュンでした。笑
    チャミとハルの雰囲気が特に好きなので、また二人のお話きけてとても嬉しいかったです(^^)

    北は寒波ですごい寒い日が続いてますね、体調に気を付けてくださいね。
    ではでは本当に楽しい時間をありがとうございました~!(^^)/

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  11. miyu | URL | -

    メリークリスマスありがとうございます

    プレゼントありがとうございます。
    今年はとっても寒い冬ですね(ー ー;)
    関東組の私が寒いんだから、かもめさんの地域はもっと寒いでしょうが、お身体に気をつけて新年をお迎えください。
    よいお年を!

  12. | |

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  15. おひさまてんとうむし | URL | -

    明けましておめでとうございます
    かもめさんの2013年が、健康で幸せでありますように。
    今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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  21. はとこ | URL | -

    あけましておめでとうございます!

    ステキなクリスマスプレゼントありがとうございます!!
    ほんとうれしかったし、楽しく読ませていただきました♪
    また余裕ができたときにぜひ…
    かもめさんのカムバックお待ちしています(>_<)

  22. sanaejj | URL | -

    すっごいお久ですm( _ _ )m

    (ノ゚ο゚)ノ オオォォォ- かもめちゃ~~~ん゚(゚´Д`゚)゚

    ご無沙汰してる間に 区切りをつけてしまったのね…残念です

    でも、かもめちゃんの言ってる事、すっごいわかります
    私、PC依存症だから…

    一日の間にどんだけPC開いてしまうか…
    ジェジュンの事 追っかけていろんなところに出かけてしまって
    ダメだと思ってるけど、今は止められない…
    だって、ジェジュン好きで追っかけてる時  幸せだから…
    旦那も子供もいるけど…その幸せとは比べられない

    チャミ&ヌナ

    ユノ&シン

    チャミ&ハル

    どのお話も忘れられない…

    ありがとうかもめさん感謝してます

  23. | |

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