2013年12月30日 17:00
先日まで連載していた「もし、東方神起とクリスマスを過ごせたら」。
妄想小説2幕と3幕の合同企画だったんですが、おまけをもう一つ書いてみました!
こちらはパーティー前のお話です。
チャンミンに頼まれてサンタ衣装を日本から仕入れてきたシンちゃん。
それを納品に行った時のお話でーす♪
「ここかぁ。」
ケータイの地図を見ながら来たチャンミンの新しい宿舎。
「すっごい綺麗じゃん・・・」
教室からけっこう近いっては知ってたんだけど、用事もないしなかなか来る機会がなかった。
今日は仕事帰りに、東京で頼まれたおつかいの品を届けに来た。
向こうはまだ仕事だろうから、郵便受けにでも入れて帰ろう。
そう思って狭い口に無理やり衣料品を詰め込む。
「・・・ふぅ。」
何とか入った。
じゃあ、一応メールしてから帰るか。
ポケットからケータイを出してメッセージを打つ。
”ただ今ご注文の品をお届けしました。郵便受けに入れといたから。”
今日届けるってのは言ってあるから、こんなもんでいいでしょ。
「そーしん。」
完了したのを画面で確認してケータイをしまう。
でも、マンションのエントランスを出た所で着信音が鳴った。
♪~
「ん?」
再度取り出して画面を見ると・・・チャンミン。
わざわざ電話でお礼?
意外だな。
「はい。」
CM『僕。メール見たよ。わざわざありがと。』
「いいえ~。」
ほとんど帰り道みたいなもんだし。
CM『でも、どうせなら上まで持ってきてくれない?』
「え?」
もしかして・・・
「今、部屋にいるの?」
今突っ込んだばっかりのワンピースをなんとか引っ張り出す。
エントランスのドアを開けてもらってから、エレベーターに乗ってチャンミンの部屋の階まで上がった。
ピンポーン。
インターホンを押すと、少し時間をおいてドアが開いた。
部屋着のチャンミンがひょこっと顔を出す。
CM「入って。」
「おじゃましまーす。」
そう言って部屋の中に入った。
チャンミンの後ろについてリビングに向かう。
「おおー。」
さすが、オッパと違って整頓してるな。
「中も綺麗だね~。広いし。」
CM「適当に座って。」
「うん。」
お言葉に甘えてソファーに座った。
「はい、これ。」
頼まれた品を渡す。
CM「ありがと。はい、お代。」
「たしかにー。」
そう言って受け取った封筒。
じゃらっと小銭の音がする。
たぶん1円単位できっかり入ってるな。
「で、どーすんの?」
CM「ん?」
「これ着て♪って、自分で頼むの?」
そう聞くと、少ししかめっ面になったチャンミン。
CM「今、ヒョンと日程考えてる。」
「え?」
CM「場所はヒョンの部屋でいいって。」
ってことは・・・
「決めたの?」
4人でパーティーするって。
CM「シンがどうしてもっていうからね。」
「おお~♪」
やった♪
CM「ハルには僕から話しておくから。」
「うん。じゃあ、あたしはオッパから連絡待つね。」
CM「そーゆーことで。」
よーし。
せっかくだから、姫と一緒にごちそうでも作ろうかな?
楽しみ♪
「今日は早く上がったの?」
CM「僕はね。ヒョンはまだ撮影してる。」
「そっかぁ。」
1人の仕事か。
CM「なんか飲む?」
「いいの?」
CM「お酒以外なら。」
「じゃあビールで♪」
CM「水でいいな。」
バサッと切ってキッチンに向かった。
本当に水のペットボトルとグラスを持ってきてあたしの前に置く。
「ありがたくいただきます・・・」
自分でついで一口飲む。
CM「ヒョンの部屋には行った?」
「うん。先週やっと。」
今月に入っておじさんから許可が下りた。
「マンションは綺麗なのに中がすっごい汚かった。」
想像はしてたけど。
「チャンミンたまに掃除してあげてよ。」
CM「そーゆーのは彼女の仕事でしょ。」
そう言いながら自分はビールの缶を開ける。
「そっちと違ってしょっちゅうは行けないもん。」
許可が下りたとはいえ、そこは釘を刺されてる。
CM「まぁ、そっか。」
「行った時は片づけるけどさ~。」
話しながらグラスの水を飲み干す。
空にしてからペットボトルと一緒にキッチンに戻しに行った。
「じゃあ、もう帰るね。」
お腹もすいたし。
バックを持って玄関に向かおうとした。
CM「ちょっと待って。」
「ん?」
CM「晩御飯食べた?」
「まだだよ。」
仕事帰りに寄ったんだもん。
CM「さっきピザ頼んだから、食べてけば?」
「・・・え?」
ピザ?
一緒に?
「・・・どういう風の吹き回し?」
意外すぎる言葉につい怪しんじゃう。
CM「送料だよ。日本からここまで運んでもらった分の。」
「ほんとにいいの?」
食べてもいいの?
CM「いらないなら帰れば?」
あたしの疑いの目に呆れ顔で返すチャンミン。
「い、いや!いただきます!」
ありがたく!
CM「もうすぐ来ると思うから。」
「やったぁ~♪」
ピザ食べるの久しぶり♪
「あ、そうだ。早くこれ見てよ!」
そう言って、買ってきたサンタワンピを袋から出す。
「こっちが赤で~、こっちが紫!」
ソファーの上に広げて見せた。
CM「画像で見るのと雰囲気違うな・・・」
「赤の方が丈ちょい短い。」
CM「あぁ、ほんとだ。」
「紫はさほど露出度高くないかな。」
CM「ちゃんと帽子も付いてるんだ。」
「サンタだからね。」
CM「うーん。」
「こっちのが生地がちょっと安っぽいけど・・・」
★おわり★
こんな駄文、読んでもらってありがとうございます!
「チャンミンの部屋にピザ配達したい・・・」とか思ってもらえたら、ランキングボタンをぽちっとお願いします♪

皆さんからのリアクションがブログ更新のエネルギーです。
よかったら感想聞かせてください♪
当たり前ですが、この話はフィクションな上、実在の人物とはまったく関係のない、管理人の妄想の塊です。
妄想小説2幕と3幕の合同企画だったんですが、おまけをもう一つ書いてみました!
こちらはパーティー前のお話です。
チャンミンに頼まれてサンタ衣装を日本から仕入れてきたシンちゃん。
それを納品に行った時のお話でーす♪
「ここかぁ。」
ケータイの地図を見ながら来たチャンミンの新しい宿舎。
「すっごい綺麗じゃん・・・」
教室からけっこう近いっては知ってたんだけど、用事もないしなかなか来る機会がなかった。
今日は仕事帰りに、東京で頼まれたおつかいの品を届けに来た。
向こうはまだ仕事だろうから、郵便受けにでも入れて帰ろう。
そう思って狭い口に無理やり衣料品を詰め込む。
「・・・ふぅ。」
何とか入った。
じゃあ、一応メールしてから帰るか。
ポケットからケータイを出してメッセージを打つ。
”ただ今ご注文の品をお届けしました。郵便受けに入れといたから。”
今日届けるってのは言ってあるから、こんなもんでいいでしょ。
「そーしん。」
完了したのを画面で確認してケータイをしまう。
でも、マンションのエントランスを出た所で着信音が鳴った。
♪~
「ん?」
再度取り出して画面を見ると・・・チャンミン。
わざわざ電話でお礼?
意外だな。
「はい。」
CM『僕。メール見たよ。わざわざありがと。』
「いいえ~。」
ほとんど帰り道みたいなもんだし。
CM『でも、どうせなら上まで持ってきてくれない?』
「え?」
もしかして・・・
「今、部屋にいるの?」
今突っ込んだばっかりのワンピースをなんとか引っ張り出す。
エントランスのドアを開けてもらってから、エレベーターに乗ってチャンミンの部屋の階まで上がった。
ピンポーン。
インターホンを押すと、少し時間をおいてドアが開いた。
部屋着のチャンミンがひょこっと顔を出す。
CM「入って。」
「おじゃましまーす。」
そう言って部屋の中に入った。
チャンミンの後ろについてリビングに向かう。
「おおー。」
さすが、オッパと違って整頓してるな。
「中も綺麗だね~。広いし。」
CM「適当に座って。」
「うん。」
お言葉に甘えてソファーに座った。
「はい、これ。」
頼まれた品を渡す。
CM「ありがと。はい、お代。」
「たしかにー。」
そう言って受け取った封筒。
じゃらっと小銭の音がする。
たぶん1円単位できっかり入ってるな。
「で、どーすんの?」
CM「ん?」
「これ着て♪って、自分で頼むの?」
そう聞くと、少ししかめっ面になったチャンミン。
CM「今、ヒョンと日程考えてる。」
「え?」
CM「場所はヒョンの部屋でいいって。」
ってことは・・・
「決めたの?」
4人でパーティーするって。
CM「シンがどうしてもっていうからね。」
「おお~♪」
やった♪
CM「ハルには僕から話しておくから。」
「うん。じゃあ、あたしはオッパから連絡待つね。」
CM「そーゆーことで。」
よーし。
せっかくだから、姫と一緒にごちそうでも作ろうかな?
楽しみ♪
「今日は早く上がったの?」
CM「僕はね。ヒョンはまだ撮影してる。」
「そっかぁ。」
1人の仕事か。
CM「なんか飲む?」
「いいの?」
CM「お酒以外なら。」
「じゃあビールで♪」
CM「水でいいな。」
バサッと切ってキッチンに向かった。
本当に水のペットボトルとグラスを持ってきてあたしの前に置く。
「ありがたくいただきます・・・」
自分でついで一口飲む。
CM「ヒョンの部屋には行った?」
「うん。先週やっと。」
今月に入っておじさんから許可が下りた。
「マンションは綺麗なのに中がすっごい汚かった。」
想像はしてたけど。
「チャンミンたまに掃除してあげてよ。」
CM「そーゆーのは彼女の仕事でしょ。」
そう言いながら自分はビールの缶を開ける。
「そっちと違ってしょっちゅうは行けないもん。」
許可が下りたとはいえ、そこは釘を刺されてる。
CM「まぁ、そっか。」
「行った時は片づけるけどさ~。」
話しながらグラスの水を飲み干す。
空にしてからペットボトルと一緒にキッチンに戻しに行った。
「じゃあ、もう帰るね。」
お腹もすいたし。
バックを持って玄関に向かおうとした。
CM「ちょっと待って。」
「ん?」
CM「晩御飯食べた?」
「まだだよ。」
仕事帰りに寄ったんだもん。
CM「さっきピザ頼んだから、食べてけば?」
「・・・え?」
ピザ?
一緒に?
「・・・どういう風の吹き回し?」
意外すぎる言葉につい怪しんじゃう。
CM「送料だよ。日本からここまで運んでもらった分の。」
「ほんとにいいの?」
食べてもいいの?
CM「いらないなら帰れば?」
あたしの疑いの目に呆れ顔で返すチャンミン。
「い、いや!いただきます!」
ありがたく!
CM「もうすぐ来ると思うから。」
「やったぁ~♪」
ピザ食べるの久しぶり♪
「あ、そうだ。早くこれ見てよ!」
そう言って、買ってきたサンタワンピを袋から出す。
「こっちが赤で~、こっちが紫!」
ソファーの上に広げて見せた。
CM「画像で見るのと雰囲気違うな・・・」
「赤の方が丈ちょい短い。」
CM「あぁ、ほんとだ。」
「紫はさほど露出度高くないかな。」
CM「ちゃんと帽子も付いてるんだ。」
「サンタだからね。」
CM「うーん。」
「こっちのが生地がちょっと安っぽいけど・・・」
★おわり★
こんな駄文、読んでもらってありがとうございます!
「チャンミンの部屋にピザ配達したい・・・」とか思ってもらえたら、ランキングボタンをぽちっとお願いします♪

皆さんからのリアクションがブログ更新のエネルギーです。
よかったら感想聞かせてください♪
当たり前ですが、この話はフィクションな上、実在の人物とはまったく関係のない、管理人の妄想の塊です。
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